どんな職場でも英語の基本は挨拶から

外国人観光客数は年々増加しており、日常生活の中でも外国人を見かけることが増えました。特にホテルや百貨店、コンビニなどで働いている人は、外国人への接客対応が多くなっていることを実感しているでしょう。
外国人観光客は、中国人や韓国人などのアジア人が大半を占めています。しかし、相手が日本語を話せずこちらも相手の言語がわからない場合、共通語として英語を使うことがほとんどです。そのため、簡単な挨拶やちょっとした案内だけでも英語の表現を練習しておくとよいでしょう。

話しかける際は、笑顔で「May I help you?」と言ってみましょう。流暢な英語ではなくても、互いに伝えあい、わかりあおうと努力することで、不思議と親近感が湧いてきます。
接客の最後に「Have a nice trip!」の言葉を添えて見送れば、相手も気持ちよく旅行を続けることができます。

自分の職場は観光客とは無関係、という人もいるでしょう。そんなオフィスワーカーでも、外国人と関わる業務は増えています。
例えば取引先の外国人とメールのやりとりをすることになったら際に、時候の挨拶のような表現をいくつか覚えて使ってみるとよいでしょう。相手の挨拶文も参考にすると、だんだんとこなれた書き方ができるようになります。ただしメールは要件を的確に伝えることが目的なので、挨拶だけに凝りすぎないよう注意が必要です。

相手と付き合いが長くなり、くだけた話題もできる間柄になったら、簡単な世間話を差し込むのもよいでしょう。長期休暇のことを聞いたり、反対に日本で話題になっていることを伝えたりすることで、より親密な関係を築くことができます。